お酒で酔いすぎない・悪酔いしない、そして二日酔いにならない方法
まず、一般的に知られているのは、
「お酒を飲む2時間ほど前にコップ一杯ほどの牛乳を飲んでおく」これでお酒に酔いにくくなるということですが、
これの効果はというと
「気のせい」。だとのことです。
胃の中で牛乳が粘膜を貼ってアルコールの吸収を抑える効果があるとありますが、牛乳ではアルコール吸収をブロックはできなく、胃が荒れるのを防ぐ程度の効果しかないそうです。
牛乳よりも明確に効果がある飲み物は、
「水」。
理由はカンタンで、
体内でアルコールを分解するのに「水」が使われるからです。
アルコールを分解するのに必要な水がよりたくさんあれば速く分解できてその分酔う度合いも少なくなります。
だから水もチェイサーとして飲みながらお酒を飲むと悪酔いしづらくなり、二日酔いもしにくくなります。
牛乳を飲むくらいだったら「水」を飲んだほうが効果的ということです。
ちなみに
「トマトジュース」を一緒に飲むと血中アルコール濃度がより速く低下するとの研究結果もでているようです。
ただし、なぜそんな効果があるのか根拠は分かっていません。
そして、飲み物以外には、
ラムネ菓子を食べる原理は、お酒(エタノール)を肝臓が分解して、アセトアルデヒドが発生し、それを処理する過程で体の中で「糖」が足りなくなり低血糖になる。
それが翌日の二日酔いの原因とのことです。
糖が足りないのだから糖を食べれば改善するというわけで、速く吸収しやすく、脳のエネルギー源であるブドウ糖を食べるのが良い。
ブドウ糖を多く含んでいる、というかブドウ糖そのものでできている「ラムネ菓子」が有効というわけです。
ラムネ菓子の代表的なものと言えば「森永ラムネ」あたりが原料がブドウ糖です。
コンビニでも買えて安くておいしいと手軽に利用できるものです。
(※ちゃんと原料の部分を見てブドウ糖が原料のラムネを選んでください。)
ただし、万能な物ではないので過信は禁物です。
それと、糖分を取るということなので毎日毎日数十粒食べ続けるような生活をしていると今度は糖尿病になってしまう可能性があるので食べ過ぎには注意です。
ということで、
お酒で悪酔いしないためには「水」も適度に飲む。
二日酔いになりたくない・二日酔いを速く改善させたい場合は、「ラムネ」を食べる。
が手軽なお酒酔いの対処法です。
関連リンク:
アルコール分解時間、血中濃度、必要水分量計算