大人になるとどうしても持っておく必要が出てくるクレジットカード。
ということで
新成人・新社会人がクレジットカードを作る時に失敗しないための作り方・豆知識をご紹介しておきます。
当たり前のことから意外と知らないことまで合計で7つほど。
(1)クレジットカードは年会費無料を選ぶ。年会費は0円のものを選びましょう。
年会費が有料のカードのほうが還元率が高くてお得ですが、毎月結構な額を使わないと得にはならず年会費で損します。
(2)クレジットカードは30歳になる前に作っておく。クレジットカード会社は審査する時にクレジットヒストリーという過去に申込者がクレジットカードを作って利用しているか・支払いの滞納は無かったかの過去の経歴情報を確認します。
支払いの滞納が最近ある場合は審査に通りにくくなるのはもちろん、
30代以上でクレジットカードを1枚も作った事がない人もカード審査に通りづらくなります。
(3)カードを作る時、「キャッシング枠」「リボルビング払い(リボ払い)」は無しに。「キャッシング枠」「リボルビング払い(リボ払い)」は「0円」または「利用しない」にしておきましょう。
この2つがクレジットカードで
借金する機能です。
必要ありません。カードを作る時の審査もキャッシング枠・リボ払いを「有り」で申し込むと借金するための信用が必要なのでカード審査も厳しくなります。
(4)限度額が選べる場合は3ヶ月間で利用するであろう合計金額くらいにはしておく。「使っても月3万円くらいかな。」という人は限度額10万円。
「月によっては5、6万円使うかな。」という人は限度額20万円。
限度額というのはクレジットカードで支払っているけどまだ実際には引き落としされていない金額がこの額に達したらクレジットカードが使えなくなるという上限金額です。
クレジットカードで支払った金額が実際に引き落とされるのは2・3ヶ月後です。
つまり最大で2・3ヶ月分の利用金額が引き落とし日まで溜まることになります。
日によっては高額な物を買う月もあるでしょう。
クレジットカードで何か毎月の支払いを自動でしていた場合、まだ引き落としされていない分の合計金額が限度額を超えているとそれが未払いになってしまう可能性があるため、3ヶ月分程度の余裕をもった限度額がおすすめです。
限度額は後からでも変更可能です。(※信用が足りないと断られることもありますが。)
(5)暗証番号は申し込む前に考えておく。同じ数字だけだったり数字の単純な羅列や連番、誕生日 ・誕生年はやめておきましょう。
(6)カードブランド「VISA・mastercard・JCB」はどれを選ぶべき?どれでもいいです。「選んで。」と言われれば
「VISA」どれを選べばいいかわからない人はVISAにしておけば大丈夫です。
ただし、
Apple Payと連携を考えているなら「mastercard」
nanacoとの連携を考えているなら「JCB」
(7)カードの裏面の署名はフルネームの必要は無し。カードの裏面の「ご署名」欄には必ず自分の名前を書いておく必要がありますが、
これは名字だけで大丈夫です。
名前が「田中 一郎」なら「田中」だけで大丈夫。
クレジットカードで支払う時、店によってはサイン(自分の名前)を書く時がありますがこれも署名が名字だけならサインも名字だけで大丈夫です。
以上がクレジットカードを作る前に知っておくとよい豆知識です。
特にカードを作る時に「キャッシング枠」「リボルビング払い(リボ払い)」サービスを付けないのが一番重要です。
カード会員サイトやメールマガジンでやたらとリボ払いをさせようとおすすめしてきますが、それはカード会社が高い利息を取れて儲かるからです。
逆にリボ払いを利用する側からすると利息が高いので雪だるま式に支払金額が増えていきます。
なのでリボ払いは決しておすすめしません。
クレジットカードはどれを選ぶべきか。新社会人・新成人に今一番おすすめなクレジットカードは
「楽天カード」他のクレジットカードと違い、審査も早くて還元率も高めでオールマイティに使えるカードです。
以下、どうでもいい余談として
「クレジットカードの枚数は最大でも3枚まで。」
3枚以上持っていてもほとんどの人は使いこなせません。
「カードブランドはまず1番目はVISA。その次はJCB。」
VISAにしておけば使いづらいということはありません。2枚目のクレジットカードでまたカードブランドを選ぶ時は同じものを選ぶよりは違うものを選んだ方がよい。
VISAとmaster cardは世界ブランドでJCBは日本ブランド。
JCBは日本国内のサービスの面では強いので2枚目のカードを作る時に選ぶならJCB。