しかし
現在はテレビじゃなくてもスマホでもパソコンでも好きな時に好きなだけ見れてしまいます。
例えば、
Jamiroquai の 「Virtual Insanity」https://youtu.be/4JkIs37a2JEこれがリリースされたのが1996年。
当時はスマホはもちろん無く、パソコンもまだ一般には普及していない。インターネットも始まったばかりで文字とドット画程度しか表示できず、動画なんて絶対に表示できない時代でした。
CDは聞けてもミュージックビデオを自分が見たい時に見るなんてことは不可能だった時代。
しかし、今はインターネットで簡単に動画が見れます。
タダで見れるミュージックビデオだけを見て、あるいはリピート再生で曲を聞かれてしまってそれで満足されてしまっては曲が売れません。
ということで、ちょっとした対策をしているのかな?と見つけたのが
Pentatonixhttps://youtu.be/3MteSlpxCpo2013年にアップロードされたものですが、Pentatonixは曲の終わりに必ずメンバーがメッセージを入れています。4:00後あたりから約40秒。
なるほど!これを入れることでリピート再生をして曲を聞き続けて満足してしまわないようにして曲の購入につなげようとしているのかな?と推測しています。
ちなみにPentatonixを知らない人のために説明するとこの曲で
楽器は一つも使われていません。ぜんぶ口でやっています。全てアカペラです。だからすごい。
そして、最近見つけたのが、
Awesome City Club の 「青春の胸騒ぎ」https://youtu.be/RhbyKtEBJkI曲の間にオフショットの会話を挿入してあります。
ミュージックビデオでは曲としては不完全な形にして配信してちゃんと正式な楽曲を聞いてもらおうという作戦でしょうか。
うまい作戦かと思われます。
ただ、現在は、Spotifyなどの「定額制の音楽聴き放題サービス」が主流になってきてこういうことやる意味がどれほどあるのか?とも思ってます。
「主な定額制の音楽聴き放題サービス」
Spotify
Google Play Music
AWA
LINE MUSIC
Apple Music
音楽聴き放題のサービスに参加すると当然、単価は通常の販売よりもさらに利益が減ると思うのですが、じゃあ参加しないとそれはそれで不利になると思うのでミュージシャンの人たちは世知辛い時代をいまだ生きているようです。
もう少し、何か安定してより収入を得やすい環境ができればいいのですが。